十剣会の子供達はそれぞれ思いを胸に試合に臨んだと思います。勝った子、負けた子、それぞれに試合経験を通じてもう一回り成長してもらえたら嬉しいですね。
大会前の稽古では、いまひとつ気合いが感じられず歯がゆい思いでした。直前の稽古では体調がすぐれない者や怪我者もいて、それまでキツい稽古を乗り越えてきた結果を出し切れないのでは?と心配になりました。
今回の十剣会全体の目標は「試合に勝とう」「チャンスと思ったら迷わず体ごとズドーン」「2分間が短く感じる試合をしよう」と伝えました。特に最後の退屈な試合をしないという言葉は、夏の合宿である先生からいただいた言葉です。一本打ちで終わらず、次、次としっかり構えてチャンスを捉える。そういう稽古を続けて来たし、それを表現して欲しいと思って伝えた目標です。
さて、試合の方は全ての子供達を見れた訳ではありませんが、見ることができた子供達は総じてどんどん打っていました。それでも低学年は足を継ぎながらどうしても近づいて打ってしまいます。これはこの先3ヶ月でどうしても克服したい悪癖です。その場からズドーンと打てれば勝率はかなり上がるでしょう。高学年の入賞者は足がしっかりできてきました。1・2回戦負け組は先を取って一拍子で打つ練習がもっと必要だし、勝ち組も起こりを無くす、打突後の態勢の崩れを少なくする練習をもっとするべきです。
指導する側としての反省点と目標はしっかり見定めました。子供達本人も自分で反省点を感じてもらえると良いのですが、どんどん言っていきます。さらに稽古を積みましょう。
結果
小学2年男子 準優勝 山口 巧
小学6年男子 優勝 松本 快 準優勝 林 祐多
小学1・2年女子 優勝 林 美早紀
小学3・4年女子 優勝 瀬和 美紘
小学5・6年女子 準優勝 村里 喜愛
招待試合 緑区A 先鋒 松本 快
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