2016年1月28日木曜日

20160127稽古日誌

ここ1周間の大寒波も去り、比較的暖かい日中でしたが、日没後の稽古時間は、やっぱり寒かったです。
準備運動、素振りをいつもの通り行いました。

【素振り】
最近、口うるさく言っている「足」を正しく運用することは、少しづつですができてきているように思います。特に、足の向きが悪い子がたくさんいるので、早く直してもらいたいですね。
また、振り上げた際の左手の位置、肩甲骨を使い力まずに振ること、打突時の手の内を意識することを指導しました。

【足捌き】
武道場を縦に使い、全員で行いました。
送り足、すり足で一歩ずつ確実に前進できるように太鼓に合わせて行いました。
左足が右足を越えないこと。
足の向きが正面を向いていること。
左足のふともも裏、ふくらはぎの筋肉を利用し、下腹に力を入れ、腰から前進すること。
などを指導しました。

【稽古】
切り返し・・・足の運びを正しく。最初の正面打ち後の体当たりを強く真っ直ぐ。
正面打ち・・・気合だし、間合いを考えて打つこと。近い、遠いを体感すること。残心までしっかり。
打ち込み・・・一本ずつ気を抜かず、最後まで技のつながりを意識してやること。
掛かり稽古・・・適正な気勢と間合いから打突させ、気持ち、気分を高めてやるように意識して元に立ちました。気持ちの無い子には少し厳しく対応します。

【感想・反省】
今回の稽古は少し説明が長くなりました。しかし、中村先生のご指導のおかげで、子供たちの説明を聞く態度に集中力を感じるようになりました。
よく理解せず、適当に体を動かしても時間の無駄になるので、「ここぞ!」と思いしっかり説明、見本を示しながら指導したつもりです。
子供ですから行ったり来たりは当然ですが、稽古が空くと元に戻ってしまう子が多いですね。きっと「やらされている」からだと思います。「強くなりたい!」「勝ちたい!」と思う子は吸収力が違うし、成長も早いです。十剣のみんながそういう気分になれるような雰囲気をつくりたいですね。

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